- 筒井町天王祭
- 【名古屋市】
- 開催日 :
毎年6月第1土曜日・日曜日
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- 筒井天王祭は、6月第1金曜日の夜(宵祭)から始まり、土曜日(本祭)・日曜日(千秋楽)の2日間に渡って開催される、名古屋市東区筒井町の祭礼である。
天保の頃に疫病が流行し、現在の名古屋市東区筒井町四丁目付近の情妙寺前町らが、牛頭天王を祀る津島神社の田楽札を受け各家の戸口に祀ったところ、疫災から免れたことから、津島神社にお陰参りをし、それから湯取車町内では山車を曳行するようになったといわれている。
桑名町(現名古屋市中区)が山車を新造したため、古車の湯取車が情妙寺前の所属となり、天保3(1832)年には曳かれていたことも小田切春江『名陽見聞図会』に書かれている。
明治20年には、西筒井町が広井村の新屋敷(現名古屋市中村区)から神皇車を購入し、翌年明治21年(1888)年には湯取車とともに曳行するようになった。
昭和に入ると社会情勢の変化により山車を曳くことが困難になり、戦時中をはじめ山車の曳行がない時期があったものの、昭和50年(1975)からも再び2輌そろって筒井町天王祭に参加するようになった。祭礼日は6月1日と2日であったものが、昭和62年(1987)から現在の日程に変更された。
おまつりの概要
Overview
開催日 |
毎年6月第1土曜日・日曜日 |
開催場所 |
筒井天王社等(名古屋市東区筒井3丁目地内) |
駐車場 |
無 |
山車の数 |
2 |