- 鳴海表方祭り
- 【名古屋市】
- 開催日 : 毎年10月第3日曜日
- 鳴海表方(名古屋市緑区)の祭りは、鳴海八幡宮の祭礼として行われている。鳴海八幡宮独自の祭礼がいつから始まったのかは不明であるものの、江戸時代初めころには、湯立神事などの祭事が行われていた。
安永8年(1779)の鳴海八幡宮の祭礼について、猿猴庵の『鳴海祭礼図』によると、当時の祭礼は旧暦の8月14・15日に行われていた。祭礼本楽前夜には御旅所に神輿行列が到着し、本楽当日には、猩々を筆頭に、傘鉾などの練り物が八幡宮に帰還する行程であった。
お囃子を奏する釣り屋形といわれる練り物もあり、釣り屋形の中には、舞台をつけて見世物を出すような形態のものもあったことが記録されている。文化・文政の頃になると彫刻を飾ったり、漆塗りの台車をつけた傘鉾車が作られるようになった。その後、釣り屋形は囃子車に発展していく。
昭和34年(1959)の伊勢湾台風の影響でしばらく山車曳行は途絶え、再開したのちも祭礼期間の短縮など、祭りの構造自体に変化が訪れるようになったものの、現在も毎年祭礼は続けられている。
おまつりの概要
Overview
開催日 | 毎年10月第3日曜日 |
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開催場所 | 鳴海八幡宮(名古屋市緑区鳴海町前之輪) |
駐車場 | 無 |
山車の数 | 5 |