- 三谷祭(みやまつり)
- 【蒲郡市】
- 開催日 : 令和6年10月26日(土)~10月27日(日)
- 【300余年の歴史高ぶる 天下の奇祭 三谷祭】
<由来>元禄9年〈1696年)、三谷村の庄屋佐左衛門が、村の中央に位置する八剱神社の大明神が神輿に乗って、三谷村東方に位置する若宮神社に渡御される夢を見た。これを神のお告げとし、八剱神社の御神霊を神輿に移し、若宮神社へ神幸したことが「三谷祭」の始まりとされている。
<変遷> 昭和35年、三谷浜の埋立により、山車の海中渡御は途絶えていたが、三谷祭が始まって、300年目を迎えた平成8年(1996年)に復活した。場所は三谷温泉下の300mほどの区間に定められた。
三谷祭とは、蒲郡市三谷町で行われる八剱神社と若宮神社の両社の大祭をいう。例年10月中旬頃の日曜日に神幸の儀式を、その前日に試楽を行うものであり、町内六区の氏子達がそれぞれ独特の踊り(練り)を奉納するとともに、各区に存する山車を引き回し、八剱神社と若宮神社の間を練り歩く。
本祭り最大の見所は4台の山車を海中に曳き込む「海中渡御」であるが、この「海中渡御」こそ、大祭にかける三谷町民の意気と団結を示すものであり、ここに「天下の奇祭」と称される所以がある。「一度見ぬものは馬鹿、二度見るも・・」とかいって、三河名物の一つ「三谷祭」の海中渡御は、4台の山車が海に引き入れられ、半裸の氏子男衆の掛け声や水しぶきと共に、三谷の海岸が熱気とエネルギーに溢れます。海の中を渡って行く山車の姿は迫力いっぱいで、まさに圧巻です。また、三谷祭のもう一つの特徴は、各地区(6区)が両神社の御門口から御神前まで、儀礼順に従って練り込み、絢爛豪華な衣裳を身にまとい、伝統ある郷土芸能(くぐり太鼓、素戔嗚の舞、子踊り、奴、神楽、七福神、連獅子等)を奉納します。
なお、祭礼期日は「海中渡御」の関係から、潮位に応じて10月の第三日曜日、土曜日又は第四日曜日、土曜日を原則として変動的になった。
おまつりの概要
Overview
開催日 | 令和6年10月26日(土)~10月27日(日) |
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開催場所 | 八劔神社等(蒲郡市三谷町七舗139等) |
駐車場 | 有(約300台)、無料 |
電話番号 | 0533―67―1763(三谷公民館内 三谷祭保存委員会事務局) |
山車の数 | 5 |
関連リンク
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三谷祭公式サイト | http://www.38fes.jp |
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