- 若宮祭り
- 【名古屋市】
- 開催日 :
5月中旬
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- 若宮八幡社の祭礼は、寛文11年(1671)に氏子町内から初めて笠鉾を出したのが始まりである。山車が登場するのは、祭りが始まってから3年後の延宝2年(1674)からのことであり、5輌の山車が参加し、明和9年(1772)までには、若宮祭の名物祭車といわれる7輌が出そろった。
江戸時代、祭日は6月15・16日であり、三之丸天王祭と同日であった。15日は試楽で、16日に神輿の御幸とともに三之丸天王社へ山車が曳きだされた。
明治時代になると三の丸への御幸が中止となり、明治25年(1892)には、三之丸天王祭の祭日が7月16日に変更されるなど、三之丸天王祭との関係性も希薄化していき、大久保見町の福禄寿車も曳かれなくなってしまった。昭和20年(1945)、戦災により河水車と福禄寿車以外は焼失してしまい、焼け残った2輌も東区出来町に売られてしまう。
その後、福禄寿車は返車され、社殿、若宮祭も復活し、現在は那古野神社(旧三之丸天王社)への渡御や町内奉曳が復活した。祭礼日は明治34年から現在の祭日5月15・16日となっている。
おまつりの概要
Overview
開催日 |
5月中旬 |
開催時間 |
毎年5月15日・16日 |
開催場所 |
若宮八幡社(名古屋市中区栄3丁目地内) |
山車の数 |
1 |