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下半田地区祭礼
【半田市】
開催日 : 2018年4月21日(土) ~ 2018年4月22日(日)
  • 下半田地区祭礼
下半田地区は、古くから醸造業や海運業が盛んであり、祭礼の歴史も古く元文4年(1739)の寺社奉行に提出された文書には既に山車が存在していると記載されていています。この文章によると、下半田村八幡宮祭礼において神輿神幸(みこししんこう)と警固役の山車の曳き回しが行われています。その後文政5年(1822)9月に同じく業葉神社より寺社奉行に提出された由緒書では、祭礼の内容が一層充実され宵祭りの御神幸の儀式を中心に山車、三番叟、子供神子舞、獅子舞、笹踊り、俄狂言(にわかきょうげん)などの芸能も奉納されていたようです。これらの文章により現在の下半田地区の祭礼の様式である業葉神社の御神体が神輿(みこし)にて村内をめぐる神幸(しんこう)を行いその後を神幸先神社地区の山車を先行に全ての山車が加わり神輿を警固していく祭礼神事の形態がかなり早い時期から完成されていたことがわかります。祭礼には北組唐子車・中組祝鳩車・東組山王車・南組護王車の4輌の山車が曳き出されます。各組の誇る山車は和四郎や彫常などの精緻な彫刻や景文や秀畝などの豪華な大幕・水引・追幕で華麗に飾られ、前棚・上山に玉屋庄兵衛や隅田仁兵衛のからくり人形を乗せ、酒・酢の香りの漂う町並み、下町の古い町並み、半田運河周辺を曳き廻され街を祭り色に染めるのです。宵の頃、各組の山車は、上山を高く掲げ提灯をともします。その数は、1輌につき約200個(本来は365個)といわれ、まるで山車が闇の世界に蘇ったようになります。

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おまつりの概要

Overview

開催日 2018年4月21日(土) ~ 2018年4月22日(日)
開催場所 業葉神社等(半田市東本町2-18等)
電話番号 0569-84-0689(半田市観光課)
0569-32-3264(半田市観光協会)
山車の数 4

アクセス・地図

Access / Map

電車でのアクセス 名鉄知多半田駅・JR武豊線半田駅下車
徒歩約5分
車でのアクセス 知多半島道路半田中央インターから東へ約10分 
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