- 戸部天王祭
- 【名古屋市】
- 開催日 : 毎年スポーツの日前日の日曜日
- 富部神社でも2輌の車楽が曳き出されていた。祭礼は江戸時代まで旧暦の6月11・12日に行われていた。かつて熱田区南新宮社や那古野神社でも車楽が曳き出されていた。
富部神社では2輌の車楽が曳き出されたが、現在では高砂車1輌のみになっている。周辺地域はかつて戸部村と呼ばれていたため、祭礼は戸部天王祭と呼ばれており、車楽は慶長11年(1606)、もしくはそれ以前から祭礼に参加していたと考えられる。
二階建てで、屋根上に社壇ともいわれる屋形を載せている。屋形には能人形2体を据えて松を飾っていた。屋台の周囲や屋根上だけでなく柱等にも幕類で装飾するところが屋形の特色がある。2階部分の屋台では鞨鼓をつけた稚児が乗り込んで稚児舞が舞われていた。
現在では曳行されず、例祭のときに飾り付けられ蔵に入れた状態で公開されている。
おまつりの概要
Overview
開催日 | 毎年スポーツの日前日の日曜日 |
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開催場所 | 富部神社(名古屋市南区呼続4丁目地内) |
駐車場 | 無 |
山車の数 | 1 |